AIの自動処理が結果を出さなかった朝、原因の説明を2回直しました

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AIの自動処理が結果を出さなかった朝、原因の説明を2回直しました

毎朝動かしているAIの自動処理が、今日は結果を出していませんでした。最初の報告は「保存の段で失敗した」。ところが、記録を追うと保存そのものが始まっていなかったことが分かります。

AIが止まった理由は、前日に別の指示が拒否されたことでした。その拒否を今回の処理にも当てはめ、着手する前で止まっていたのです。

保存中のエラーなのか、始める前の停止なのか。ここが違えば、調べる場所も再開する範囲も変わります。今回はさらに、拒否された指示が何だったのかを整理する必要があり、原因の説明が2回変わりました。

「保存で失敗」から「別の指示の拒否で未着手」へ

最初の報告では、出力が残っていないことを根拠に「保存から止まっている」と説明していました。しかし、出力の有無だけでは、保存に着手したかどうかは判断できません。保存中の問題として調べるには、まず保存を始めた事実を記録で確かめる必要があります。

記録から分かったのは、前日の拒否を理由にAIが今回の処理へ進まなかったこと。これを受けて、説明は「保存は未実施で失敗ではない。前日の拒否で止まっていた」に変わりました。

この時点でも、拒否の対象が抜けています。朝の保存が拒否されたのか、それとも別の指示だったのかという点です。

記録にあった拒否の対象は、別の2件の指示でした。朝の保存が拒否された記録はありません。そこで2回目の訂正として、拒否された2件と朝の保存を分けた説明になりました。

「前日に拒否があった」という説明だけでは、今回の保存も止めるべきだったように読めます。再開する範囲を決めるには、拒否の有無に加えて、どの指示に対する拒否だったかが必要です。今回はその区別がつくまで、保存の失敗という最初の見立てが訂正され続けました。

結果が空でも、3つの状態があります

自動処理の出力が無いとき、分けて見たいのは「失敗」「0件」「未着手」の3つです。画面や保存先だけを見ると、どれも同じように空に見えることがあります。

まず、処理を始めたあとで失敗した場合。見る場所は、エラーになった段と、その手前までの完了記録です。保存中に止まったのであれば、保存の開始から終了までの間を調べます。

次は、処理が終わり、対象が0件だった場合です。対象を調べたうえで扱うものが無かったなら、出力が空でも処理は動いています。「何も無かった」という結果。

そして、処理そのものが始まっていない場合です。今回はこちらに当たりました。保存中のエラーを探しても、着手前に止まった理由にはたどり着けません。

件数欄の空白も、0件とは別に扱う必要があります。0という数字は、数えた結果です。空白のままなら、数える段まで進んでいないのか、件数を書く処理が抜けたのかも見ることになります。

私は、出力が無いという理由だけで「失敗」と報告するのは早いと思います。何が残ったかと、どこまで動いたか。この2つを分けないと、調べる段を取り違えるためです。

段ごとに開始・終了・件数を残します

今回の再開では、処理の段ごとに記録を残す形になりました。残す項目は「始めた」「終わった」「何件だった」の3つです。

保存の段には、保存の開始と終了、それに保存した件数を残します。読み戻しの段にも、それぞれの開始・終了と読み戻せた件数が必要です。保存が終わったことと、保存した内容を読み戻せたことは、別々に見える形にします。

ひとまとめの「完了」だけでは、読み戻しまで済んだのかが分かりません。たとえば保存の終了だけが記録されていたら、分かるのは保存まで進んだということ。読み戻しについては、その段の記録を見る必要があります。

開始があり、終了が無い場合はどうでしょうか。その間の記録をたどり、処理中なのか、中止なのか、エラーなのかを調べます。終了が無いという一点だけでは、失敗と呼ぶ根拠として足りません。

開始と終了がそろい、件数に0と入っていれば、処理を終えたうえで0件だったと読めます。一方、開始の記録が見つからないときに見るのは、着手の有無と、開始を記録する仕組みの両方です。もともと開始を書かない仕組みなら、ログが無いことだけで未着手とは決められません。

自分の環境では、直近1回分のログを開いてみてください。保存と読み戻しのそれぞれで、開始・終了・件数がどこにあるでしょうか。3つを指せれば、「結果なし」の理由を調べる手掛かりになります。

逆に、見つかるのが最後の「完了」だけなら、途中のどの段まで進んだかが見えない状態です。まず見るべきなのは、その完了が何の処理を指しているか。今回も、保存という段に入ったかどうかが、原因を読み直す分かれ目になりました。

再開する範囲は保存と読み戻しまで

原因が整理されたあと、再開の対象になったのは保存と読み戻しの2段です。前日に拒否された別の2件は対象から外れました。拒否の理由が解消したことにして、同じ指示を通し直す扱いにはなっていません。

「もう一度やってください」だけでは、どこまでを指すでしょうか。止まる理由になった指示まで含むのか、未着手の保存だけなのか、言葉の上では区別がつきません。今回のように別の指示の拒否が影響していると、再開の対象を名前で示す必要があります。

再開するものは、保存と読み戻し。含めないものは、拒否された2件です。この範囲で処理が再開されました。

自分の自動処理でも、再開の指示に書かれた段の名前を見ると、対象の広がりを点検できます。拒否や中止の理由になった段が混ざっていないでしょうか。混ざっているなら、その段を含めたまま一括でやり直す指示は避ける必要があります。

あわせて今回決まったのは、再開後に拒否が出たら、その段で停止し、その日は試し直さないという扱いです。後続へ進める範囲も、拒否が出た地点までになります。

今日の再開は、保存と読み戻しまででした。次の実行では、その2段の開始・終了・件数を読み戻します。

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